COMSA 運営が2018年9月に関係者の名前を削除した件に関して

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※事実の誤りなどありましたら、訂正しますので、大変お手数ですがメールで指摘をお願いします。

COMSA という、100億超の調達に成功したICOプロジェクトがあります。このプロジェクトはかつて取引所の Zaif を運営していたテックビューロによって運営されています。2018年12月18日には、β版が公開されています

COMSA の Webサイトには、当初は数多くの人物が名を連ねていました。2018年2月4日時点のアーカイブには、以下の人物が書かれています(以下全て敬称略)。

テックビューロ経営陣

  • 朝山 貴生
  • Jaguar0625
  • 細井 良祐
  • 福永 充利
  • 八田 和信
  • Tom Beno

リーガル・アドバイザー

  • 増島 雅和
  • 朝山 道央

ICO協議会委員

  • Lon Wong
  • Jeff McDonald
  • 村口 和孝
  • 平野 洋一郎
  • 西村 依希子
  • 狩野 仁志
  • 八木 隆二
  • 兼元 謙任
  • 岩井 陽介
  • Nate D’Amico
  • 田中 邦裕
  • 小笠原 治
  • 佐藤 航陽
  • 伊藤 昌彦
  • 宍戸 健
  • 大石 哲之
  • 中村 仁
  • 廣末 紀之

パートナー

  • 日本テクノロジーベンチャーパートナーズ
  • インフォテリア株式会社
  • 株式会社フィスコ
  • 株式会社カイカ
  • アララ株式会社

ところが、2018年9月にこれらのリストは削減され続け、2018年9月23日からは、CEOの朝山貴生氏しか記載されなくなりました。

テックビューロの運営する取引所の Zaif は、2018年9月に70億円相当の仮想通貨を盗まれました。同記事によると、COMSA と Zaif はそれぞれ資本関係のない別会社で運営されているとのことです。しかしそれならばなぜ同月に COMSA の人物リストが削除され始めたのでしょうか。これを「全くの偶然」と言い切るのは難しいです。

COMSA の調達額は、日本初の ICO ではトップクラスであり、(当初は)ブロックチェーン業界の著名人や著名企業が数多く名を連ねていました。初期にこれらの方々が名を連ねたことが調達額に影響したことは明らかです。こちらのリストに載っている方は、自らの氏名のリストからの削除について、出資者に対し説明する責任があります。契約上の義務など、社会通念上相当と言える理由で発言できない事情があるなら、少なくともその旨を述べるべきです。しかし私の知る限りでは、この事実に対して三ヶ月近く経過した2018年12月18日現在、誰からも何の説明もなされていません。

COMSA は日本の大規模 ICO の重要な前例であり、今後の法規制や運用ルールの参考となる貴重なユースケースです。関係者各位がそのことを自覚し、高い倫理観を持って本件に対処することを期待しています。

※ もし説明がすでになされていたら、その旨をメールで私に教えてください。確認し、この記事に適宜追記します。